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クールグリース選び方完全ガイド|硬さで選ぶ正解はこれ

「美容室でかっこよく仕上げてもらったのに、家でセットすると全然同じにならない…」そんな経験はありませんか?実は、整髪料の”硬さ(ホールド力)”選びを間違えると、どれだけ丁寧にセットしても崩れやすくなるのです。特に短髪カットをした方にとって、クールグリースの番号(硬さ)選びは仕上がりを大きく左右します。この記事では、美容師目線でクールグリースの硬さ別の選び方をわかりやすく解説します。

クールグリースとは?短髪に選ばれる理由

クールグリース(COOLGREASE)とは、株式会社阪本高生堂が製造する水性ポマード系整髪料で、昭和から続くロングセラーブランドです。水性ポマードとは、水をベースに作られたグリースのことで、油性のものに比べてシャンプーで簡単に洗い落とせるのが特徴です。

EIGHTなどの理容・美容室で短髪カットをした男性に特に人気が高く、ツヤ感・セット力・洗い落としやすさの3つを高いレベルで両立している点が支持される理由です。国内の美容師・理容師からの推薦も多く、プロの現場でも長く使われ続けています。

短髪スタイルは髪1本1本の動きが目立つため、整髪料のツヤと束感が仕上がりに直結します。クールグリースのウェットな質感は、短髪のシルエットをよりシャープかつクールに見せるのに最適です。

クールグリースの硬さの種類と特徴は?

クールグリース最大の特徴は、番号で硬さ(ホールド力)が明確に分類されている点です。番号が大きくなるほど硬さとホールド力が上がります。現在のラインナップは主に以下の通りです。

クールグリース「G」〜ソフトな仕上がり向け〜

クールグリースGは、シリーズ中で最もやわらかいテクスチャー(質感)のタイプです。ホールド力は控えめで、自然な流れを残しながらツヤを出したい方に向いています。髪に馴染みやすく、初めてグリースを使う方でも扱いやすいのが魅力。

ただし、短髪でしっかりとしたシルエットを出したい場合には物足りなさを感じることもあります。「とにかくナチュラル仕上げが好き」「ツヤだけ欲しい」という方の最初の1本として候補に入れてみてください。

クールグリース「5」〜最もバランスが良いスタンダード番手〜

クールグリース5番は、シリーズ中で最も幅広い短髪スタイルに対応できるバランス型です。ホールド力は中程度で、ツヤ感もしっかり出るため、美容師がサロンの整髪料として置くことも多い番号です。

ツーブロックやテーパーカット(サイドをグラデーションに刈り込んだスタイル)など、EIGHTで人気の短髪スタイルとも相性抜群。1日を通してある程度のキープ力があるため、仕事でもプライベートでも使いやすい万能番手といえます。

クールグリース「7」〜しっかりセットしたい方向け〜

クールグリース7番は、ガッチリとスタイルをキープしたい方に最適なハードタイプです。硬めのテクスチャーで、短髪のトップを立ち上げたり、アシメ(左右非対称)のスタイリングを長時間維持したりするのに力を発揮します。

少量でもかなりのホールド力が得られるため、使いすぎるとベタつきやすくなります。パール粒大ほどの少量から試して、足りなければ少しずつ足すのがポイントです。

クールグリース「R」〜リアルな艶感を求める方向け〜

クールグリースRは、特に高いツヤ感・光沢を演出したいときに選ぶ、艶特化タイプです。濡れ髪風の仕上がりが好きな方、オールバックや七三分けなどクラシックなスタイルを楽しみたい方にぴったりです。

ホールド力よりも艶感を優先した設計のため、短髪のウェットスタイルを楽しみたい方に特におすすめです。

髪質・スタイル別おすすめの番号はどれ?

髪質とスタイルによって、最適なクールグリースの番号は明確に異なります。美容師として多くの方のスタイリングをサポートしてきた経験から、以下に整理しました。

軟毛・細毛の方へのおすすめ番号

軟毛・細毛とは、1本1本の髪が細くやわらかいタイプのことです。軟毛の方は少量のグリースでもスタイルが決まりやすい反面、重さで崩れやすいという特性があります。

この場合は5番か7番が向いています。5番は自然なスタイリングに、7番はトップを立たせたいときに活躍します。Gや低番手だとスタイルを支えきれないことがあるため注意しましょう。

硬毛・多毛の方へのおすすめ番号

硬毛・多毛とは、1本1本が太く量が多い髪質のことです。硬毛の方は整髪料が馴染みにくいため、よりホールド力の高い番号を選ぶのが正解です。

7番を軸に、スタイルによってR(艶重視)と使い分けるのがおすすめです。グリースを手のひらで十分に温めてから馴染ませると、硬毛でも均一に伸びやすくなります。

スタイル別のおすすめ対応表

  • ツーブロック・テーパー(自然な仕上がり):5番
  • ポンパドール・トップを立たせるスタイル:7番
  • オールバック・七三・濡れ髪スタイル:R
  • ナチュラル・流し前髪:G
  • クロップ・短めマッシュ:5番または7番

迷ったときは5番からスタートして、物足りなければ7番に変更するという流れが最も失敗しにくい選び方です。

季節によって番号を変えるべき理由は?

クールグリースは気温・湿度の影響を受けるため、季節に合わせて番号を調整すると仕上がりが安定します。これは多くの方が見落としがちなポイントです。

夏場(6〜9月)の選び方

夏は気温が30度を超える日も多く、グリースが体温でやわらかくなりやすいです。また、汗や皮脂の影響でスタイルが崩れやすくなります。夏場は普段使う番号より1段階上の番手を選ぶのが美容師の定番テクニックです。

たとえば、普段5番を使っている方は夏だけ7番にシフトすることで、夕方まで崩れにくくなります。また、グリースの量を若干少なめにすることで、ベタつきも抑えられます。

冬場(11〜2月)の選び方

冬は気温が低くグリースが硬くなりやすいため、手のひらでしっかり温めてから使う習慣が特に重要です。低番手でも十分なホールド力が出やすいため、普段7番の方は5番でも十分なケースが増えます。

また、冬は乾燥による静電気でスタイルが乱れやすくなります。グリースのツヤ成分が保湿効果も発揮し、静電気によるパサつきを抑えてくれるのも冬にグリースが重宝される理由のひとつです。

梅雨・春秋の注意点

梅雨時期(5〜6月)は湿度が高く、クールグリースの水性成分が空気中の水分の影響を受けることがあります。梅雨の時期は7番などホールド力の高い番手を少量使いするのがおすすめです。春・秋は比較的スタイリングしやすいため、自分の好みの番手でOKです。

美容師が教える正しい使い方のコツ

どれだけ良い番手を選んでも、使い方が間違っていると実力が発揮されません。以下のステップで使うと、仕上がりが格段によくなります。

ステップ1:適量を守る

クールグリースの適量はスタイルや髪の長さにもよりますが、短髪の場合は500円玉大よりも小さい量(パール1〜2粒分)が目安です。多すぎるとベタつきや白浮きの原因になります。少量から始めて徐々に足すのが正しいアプローチです。

ステップ2:手のひらで温めて均一に伸ばす

グリースを手のひらに取ったら、両手を合わせて10〜15秒ほど摩擦熱でしっかり温めます。こうすることでグリースが柔らかくなり、髪全体に均一に馴染みます。この工程を省くと、一部だけにグリースが偏りやすくなります。

ステップ3:根元から毛先へなじませる

グリースをつける順番は、「根元→中間→毛先」の順が正しい手順です。根元に先につけることで髪全体に均等に広がり、毛先だけベタつくという失敗を防げます。最後にコームやブラシで形を整えると、よりシャープな仕上がりになります。

ステップ4:タオルドライ後の半乾きに使う

グリースを使うベストなタイミングは、シャワー後のタオルドライで水気を8割ほど取った「半乾き」の状態です。完全に乾いた状態より馴染みやすく、ツヤも均一に出ます。ドライヤーで根元を立ち上げてから使うとさらにホールド力が増します。

よくある失敗と対処法

クールグリースのよくある失敗のほとんどは「量」と「タイミング」の問題で解決できます。代表的なケースと対処法を確認しましょう。

失敗①:ベタつきが気になる

ベタつきの原因は使う量が多すぎることがほとんどです。短髪であれば少量でも十分な効果があります。また、番手が低いほうが油分が多くベタつきやすい傾向があるため、Gや低番手を使っている場合は5番や7番に変えてみるのも有効な対策です。

失敗②:白く浮いて見える

グリースが白浮きするのは、手のひらでしっかり温めずに使ったか、量が多すぎる場合に起きやすいです。温めを徹底し、少量を複数回に分けてつける方法に切り替えましょう。

失敗③:夕方になるとスタイルが崩れる

ホールド力不足が原因のことが多いです。今より1段階上の番手に変更する、または少量の7番を最後にオーバーコートする(重ねて少量つける)方法が効果的です。夏場にこの悩みが増える傾向があります。

失敗④:洗い落としにくい

クールグリースは水性ポマードのため、シャンプー1回でほぼ落とせるのが特長です。もし落ちにくい場合は、シャンプー前に一度水で濡らしてからシャンプーを泡立てると落としやすくなります。油性ポマードのように専用クレンザーは不要です。

クールグリースの各シリーズをさらに詳しく比較したい方はこちらもご参考ください。

よくある質問

Q. クールグリースの番号はどれから試せばいいですか?

初めてクールグリースを使う方は「5番」からスタートするのが最もおすすめです。5番はホールド力とツヤ感のバランスが良く、短髪スタイル全般に対応できます。使ってみて「もっとしっかり固めたい」と感じたら7番へ、「もう少しナチュラルに仕上げたい」と感じたらGへ変更すると失敗しにくいです。

Q. クールグリースは毎日使っても髪に悪くないですか?

クールグリースは水性ポマードのため、毎日使用しても頭皮や髪への負担は比較的少ないとされています。ただし、毎日しっかりシャンプーで洗い落とすことが大切です。落とし残しが続くと毛穴詰まりの原因になる場合があるため、泡立てたシャンプーで丁寧に洗い流す習慣をつけましょう。

Q. クールグリースGと5番の違いは何ですか?

最大の違いはホールド力です。Gはシリーズ中で最も柔らかいテクスチャーで、自然な仕上がりとツヤ感が欲しい方向けです。5番はそれより硬く、短髪のシルエットをしっかりキープできます。ナチュラル志向ならG、セット力も欲しいなら5番というのが美容師としての判断基準です。

Q. 夏でもクールグリースを使えますか?

夏でも問題なく使えます。ただし、気温が高いとグリースが柔らかくなりやすく、スタイルが崩れやすくなります。夏場は普段より1番号上の硬さを選ぶことと、使用量を若干少なめにすることがポイントです。汗をかいてもグリースを少量重ねてなじませれば、スタイルを復元することもできます。

Q. クールグリースはドラッグストアで買えますか?

クールグリースは全国のドラッグストア・バラエティショップ・ネット通販などで広く販売されています。価格は1缶(200g)あたり約900〜1,200円前後(税込)が目安です。番号によって取り扱いのある店舗が異なる場合があるため、特定の番手を確実に入手したい場合はオンライン購入が便利です。

今回ご紹介したクールグリースの硬さ選びを参考に、ぜひ自分の髪質とスタイルに合った1本を見つけてみてください。美容室でのカットをより長く・よりかっこよくキープするためのパートナーとして、クールグリースは間違いなく最高の選択肢のひとつです。気になる番手があれば、ぜひ今すぐお試しください。


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